イマドキ女性図鑑

会員制マーケティングレポート「月刊 女性潮流研究所」より、表紙の連載、イマドキ女性図艦 File No.40 「赤口紅女子」をご紹介します。

赤口紅女子

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数年前から、来る来る…と言われながらなかなかトレンドとはならなかった「赤口紅」。この秋満を持して(?)メジャーなトレンドに躍り出ました。

化粧品メーカーと女性誌が、「透明感があるので赤でも使いやすい」「つけた後ティッシュオフしてなじませる」といった、赤の持つキャラの濃さ・インパクト・色気をマイナスして、「意外と使いやすいんですよ」という提案をしてきたのがここ数年。

しかし今年の赤口紅の使われ方は、むしろその逆。猫目アイライン+赤口紅をモノトーンのモードファッションに効かせたり、カジュアル服に合わせて大人ボーイッシュのポイントにしたりと、プラスのアクセントの役目を担っているのです。従来の「赤口紅=セクシーな悪女」的イメージではなく、モードやカジュアルファッションに合わせるという軽やかな使い方がトレンドになっています。

この秋のファッショントレンドとして、先月号で「色気ボーイッシュ女子」を取り上げましたが、ゆるふわ・ガーリーといったイメージが女性の標準装備となった今、「メンズライクなのに色っぽい」「ボーイッシュなのに可愛い」といった、相反した魅力を兼ね備えているのがおしゃれに映ります。赤口紅は、ほんのひと塗りでそんな印象を与えられる、この秋の象徴アイテムと言えるでしょう。

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会員制マーケティングレポート「月刊 女性潮流研究所」より、表紙の連載、イマドキ女性図艦 File No.36「ぽちゃキラ女子」をご紹介します。

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CanCam(ぷに子)やVoCE(ぽちゃカワ)など、女性誌では空前のぽっちゃり女子ブームになっています。

もちもちマシュマロのような肌、ふっくら豊かな胸と谷間、ぷにゅぷにゅの二の腕と太もも…かつては、洋服で隠していたコンプレックスを、堂々と見せることでキラキラ☆要素に変えているぽちゃ系女子が、渋谷などおしゃれな街で輝いているのです。

イマドキ女性図鑑では、彼女たちを「ぽちゃキラ女子」と命名しました。

かつてのぽっちゃり女子は、デザインよりも「まずは体が入ること」「贅肉を隠すこと」を優先して服選びをしていたはず。

でも今は、トレンドを取り入れた大きいサイズ専門店や、ぽっちゃり女子向けファッション誌まで登場、積極的におしゃれを楽しむ「ぽちゃキラ女子」が当たり前になりました。小顔・美脚といったモデル体型を目指すのとは別に、ぽっちゃり体型“だからこそ可愛い”というトレンドが確立されてきています。

ぽちゃ系女子ブームは、テレビから火がついたといわれています。渡辺直美、柳原加奈子、アジアン馬場園梓ら、ぽっちゃり女芸人が人気で、男性芸人からは、太っていることをいじられたりしていますが、この3人、ただのデブじゃありません。顔は確実に美人です!

ぽちゃ系でも、かわいくなれる!という女子たちの希望の星でもあり、ほんわかした安心感と安定感で、「甘やかしてくれそう」「癒やしてくれそう」と、忙しく疲れている働き男子にも人気上昇中…というのも、あながちウソではないようです。

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会員制マーケティングレポート「月刊 女性潮流研究所」より、表紙の連載、イマドキ女性図艦 File No.37「カーディガン女子」をご紹介します。

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今、80年代リバイバルを感じさせるファッションが数多く見られます。ビッグシルエットにネオンカラー、大きなロゴ入りキャップ。タイトスカートが“ロケットスカート”という名前で再ブレイク。

超大ブレイクしたのが、カーディガンに袖を通さず肩から掛けるスタイル。石田純一や武田修宏、そしてコントに出てくる“プロデューサー”がよくしているスタイルで、「バブルネタ」の一つとして笑いの対象ですらあったものが、この夏は流行に敏感な女子の間で大人気!NHKの「あさイチ」でも「プロデューサー巻き」として取り上げられるほどの国民的ファッショントレンドに。

また、このスタイルは、例えば甘口ワンピに合わせて、赤文字系モテ女子っぽくも、プレミアムTシャツ+ジャージータイトなどに合わせて都会の辛口大人風にも使える。イラストのように、地域によって違った特性も見られます。東京ではベーシックカラーを選んでシックになじませる。大阪ではモノトーンコーデ+ショッキングピンクカーデや、逆にビビッドカラーのトップス+ボーダーカーデなど、アクセント使用。同じ関西でも、神戸ではコンサバフェミニン系に取り入れたり、マキシワンピやデニムに合わせてこなれショアカジに仕上げたり。幅広いファッション嗜好に応えるトレンドアイテムというのはめったにないので、そこもまた象徴的ですね。

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